自分のありのままを認めるのは難しい!けれど、ここからがスタート〜岐阜教室1月最終回〜

「産後でも元気な私にあえる!」

認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクターの山本裕子です。

 

「ブログ、平日は毎日更新すっぞ!」と頑張ってた今年のスタートでしたが、今週は年度末に突入し、公私ともにタスクモリモリで、毎日ヘロヘロ・・・。更新記録が途絶えてしまったことが悔しいけれど、遡って更新していきます!

 

この日は、岐阜教室1月コース最終回でした。

今回は単発参加もなく、マンツーマンでのレッスン!

Hちゃんは「プライベートレッスンみたいでありがたい!」と喜んでくださったので、今回は一緒に並んでエクササイズしてみました。

 

向き合ってやるよりも、もっと細かくお互いの動きが見られて、より一体感もまして、二人ともどんどんテンションが上がって^^

気持ちの良い汗を思い切りかけたエクササイズ後の、至極の深呼吸〜!

 

 

そして後半のシェアリングもガッツリ密な時間を。

今日のテーマは「自信がない自分との向き合い方」でした。

 

常に自信がなくて、そんな自分を見せたくなくて、そして自分自身も受け入れられなくて、必死にもがいている。だからもっと頑張らなくちゃ!とHちゃん。端から見たら、全然そんな風に見えないのに、その不安と常に必死に戦っているHちゃんのことを、私も今回のレッスンを通じて、知ることができました。

 

だけど、そもそも自信満々の人なんているんだろうか??

 

 

 

 

 

ちょっと話がそれるんですけど、私はここ最近、30代と40代の違いについてよく考えるんです。もちろん体の変化のことも考えるけれども、気持ちの面のことを。

 

というのも、先日大学時代の友人の結婚式で、かれこれ20年近くぶりに同級生と集合しました。同じスペイン語やスペインの文化を学びたいと高校時代になんとなく同じような夢を見ていたであろう人が偶然集まって、そして同じ学び舎で4年という月日を過ごした仲間との再会。その頃は、まだまだ似たような時間を過ごしてました。

 

だけど卒業してから、20年の歳月が過ぎて、あたりまえだけど、どれ一つ同じ人生を歩んでいる人はいなかったんですよね。

 

結婚、出産、離婚、再婚もあれば、独身でバリバリ働く人もいて、はたまた家族の問題を抱えている人もいて。

 

どの人生もきっといろんな波乱万丈があって、きっとここにまた集うまでは、様々な人生のドラマがあったんだと思うんです。笑えることもあれば、全然笑えないことも。

 

だけど、そんな荒波を乗り越えて、「今」またこうして集えたことが奇跡だなと。なんだか「私たち、よくぞ元気に会えたね。人生踏ん張ってきたよね」という気持ちになったんです。どの人生もすごく尊いものに感じたというか。

 

 

でも10年前、30歳で高校の同窓会をやったときは違って。

 

ちょうどあの頃は、私も産後1年と真っ只中で、必死でした。

育児で疲れているところを見せたくない。

夫ともあまりうまくいっていないことを知られたくない。

普段、子どもと二人で家にこもっていて、現役バリバリで社会で活躍する友達がとても眩しく見えて、、、

だからこそ、すごく気を張って、同窓会の場に行って、ぐったり疲れたことを未だに覚えています。

 

必死だったんですよね、自分のカッコ悪いところを見せまいと。

 

仲間内では、少し早く結婚して、すぐに子どもも授かって、結婚に憧れる友達から羨ましがられることも少なくなくて。

 

だけど、実際は自分の選んだ人生だったけれども、全然幸せに思えてなくて、母としての自信なんてものも全くなくて、すごく苦しかった。

 

あの時に「母親になってみたけれど、全然うまくいかなくて」と素直に言えてたら、また違う感情だったのかもしれないけれど、当時の私は、自分の「できない」をさらけ出すことができなかったんだな。カッコ悪い自分を見せることができなかった。

 

こうして振り返ってみると、30代って大きな人生のイベントが押し寄せてくる時期で、多かれ少なかれ必死に駆け抜ける年代なのかも。

 

でも、そうやって駆け抜ける時代を経て、少しずつ自分の力量を知り、そんな自分をうまく扱う術を学んで、少しずつ肩の力が抜けてくるんだろうな、と。私の場合、それがようやく「今」なんだろうな、と。

 

***

 

で、話を戻します^^

 

つまり、何が言いたかったかというと、「できない自分」「ありのままの自分」を受け入れるのって、本当に難しいと思うんです。

 

だけど、産後はそんな自分にガツンと向き合わざるを得ない時期でもあり、そこから目を背けずに思考錯誤を繰り返していけば、きっと自分の居心地のいい塩梅がわかってきて、自分の見せ方も、周りとの関わり方も、オリジナルな形を手に入れることができると思っていて。そのプロセスこそが、人生の面白さというか、醍醐味なんじゃないかなとつくづく思う、きょうこの頃。

 

だから、今回産後ケア教室の最後に、こうして「自信のない自分」がいることをさらけ出してくださったHちゃんだけど、それは同時に、新しいスタート地点に立てたとも言えるんじゃないかな、と。

 

大人になるにつれて、世間体とか、周りの目とか気になってきてしまうことも多いけれども、いつの時も「私はどうしたい?」に立ち返って、自分を信じて、自分が選んだ道を強く前に進んでいけますように。

 

Hちゃん、慌ただしい仕事の合間に、貴重な時間を使ってご参加くださり、ありがとうございました!!これからのHちゃんのご活躍を心から応援しています!

 

Hちゃんが理事長として運営する「NPO法人こどもトリニティネット」は、岐阜の子育てを頑張るママ・パパを応援する団体です。素敵なイベントをたくさん企画されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!


 

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